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睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)で治療中の患者さんに
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は適した治療をせずに放置すると、高血圧症、糖尿病、脂質異常症を呼び込み、動脈硬化が進行し、不整脈、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの病気を引き起こします。また、肥満者に多いことからメタボリックシンドロームと密接に関係しています。また近年、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関連する交通事故や居眠り運転が原因の交通事故がマスコミ等でも多く取り上げられています。
現在行っているCPAP(持続式陽圧呼吸)療法という治療は、使うとその風圧により、のどの中のスペースが広がり、やわらかい組織を強制的に押し開きます。すると鼻でスムーズに呼吸をすることができるようになるのです。
CPAP(持続式陽圧呼吸)療法を使うと、多くの患者さんが、いびきをかかなくなり、朝もすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることがあります。
CPAP療法は根治療法ではありません。CPAP療法は、毎日使用することによって作用を維持することができます。睡眠時無呼吸症候群(SAS)はCPAPを使用すると改善されていますが、使用しないときは元の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の状態です。